Get It
0
    作詞作曲:Paul McCartney
    収録時間:2分28秒
    収録アルバム:Tug Of War
    収録シングル:Tug Of War

    アルバム『Tug Of War』で実現した2つ目のデュエット、それが、「Ebony And Ivory」のスティービー・ワンダーとのデュエットに続く、ポールの永遠のロカビリー・アイドル、カール・パーキンスとのデュエットであった。
    ビートルズのメンバーが、彼らが崇拝する偉大なロックンロールのヒーローとデュエットしたのは、ジョン・レノンが1972年のテレビ番組『Mike Douglas Show』でチャック・ベリーとデュエットしたのに続くもの。ポールはこの曲でカール・パーキンスとデュエットできたが、この後、ジョージ・ハリスンが、1985年のカール・パーキンスのデビュー30周年を祝う番組『Blue Suede Shoes』へ出演したことをきっかけに、カール・パーキンスと交流を深めていく。
    カール・パーキンスはこの曲のレコーディングのために、1981年2月21日にモンセラット島に到着した。レコーディングの前に、ウォーミングアップとして、カールとポールは、「Honey Don't」「Boppin' The Blues」「Lend Me Your Comb」「Red Sails In The Sunset」「Cut Across Shorty」「When The Saints Go Marching In」「Please Please Me」「Love Me Do」などをセッションしたという。
    この曲の終わりに聞こえるカールの笑い声は、この曲の仕上がりに満足した証拠として挿入されたものであるが、実際は、ポールが米南部の言い回し"shittin' in high cotton"の意味を勘違いしていたことに、カールが大笑いした声とのこと。
    1993年4月27日メンフィス公演の楽屋で、ポールとカールの共演が再度実現し、この曲も約12年ぶりに演奏された。その時の様子は、公式ビデオ『My Old Friend』『Go Cat Go!』で確認できる。
    この曲に感銘を受けたカールは、「My Old Friend」を書き上げ、同じくアルバム『Tug Of War』のセッションで録音され、この曲でもポールとのデュエットが実現したことになった。
    なおカール・パーキンスは、この曲を、米南部のテレビ番組『Hee Haw』に出演した際に、この曲を演奏したことがある。

    演奏:
     Paul McCartney: Acoustic Guitar, Percussion, Vocals, Synthesiisers, Bass
     Carl Perkins: Electric guitar, Vocal
    録音スタジオ:AIR Studios, Montserrat, West Indies
    録音日:1981.2.21
    プロデューサー:George Martin
    エンジニア:Geoff Emerick
    イギリス発売日:1982.4.26
    アメリカ発売日:1982.4.26
    日本発売日:1982.5.10

    歌詞・コード
             B7
    You've got to get it mm mm
    You've got to get it don't forget
          E
    It doesn't come around again
          B7
    You've got to get it mm mm
                           E
    You've got to get it and you've got to get it good

    A7
    Once I had a little Spanish guitar
    E7
    The neighbours told me I could go pretty far
    A7         E7
    Well I came and I went
    B7         E7
    And my guitar got bent
    A7
    But I discovered that the people who love
    E7
    Are what we need if we're to get up above it all
    A7        E7
    And that's that
    B7         E7
    Unless the world is flat

    You've got to get it mm mm
    You've got to get it don't forget
    It doesn't come around again
    You've got to get it mm mm
    You've got to get it and you've got to get it good

    Pardon me if I've been misunderstood
    I wanna get it while the going is good
    The telephone rang
    About a song I sang
    The life of Cadillac and ultra for sure
    Is automatic for the Lady Demure
    She came and she went
    Without a single dent

    Come on, let's get it mm mm
    You've got to get it don't forget
    It doesn't come around again
    You've got to get it mm mm
    You've got to get it and you've got to get it good

    Come on, let's get it mm mm
    You've got to get it don't forget
    It doesn't come around again
    You've got to get it mm mm
    You've got to get it and you've got to get it good

    試聴

    (c)1982 MPL Communications, Inc.
    Comment:
    2005/05/03 10:41 PM, Jash wrote:
    最初この曲を聴いたときは、カール・パーキンスの笑いが次の幻想的な曲「Be What You See」につながるので、何か不気味な雰囲気を感じたのですが、そういうことだったんですね。

    ちなみに、"shittin' in high cotton"は、「すべてうまくいっている」という意の米南部で使われるスラングだそうです。直訳すると、綿の上にウンコをするっていうことになってしまいますが、ポールが直訳して、思わずカールが笑ってしまったんでしょうね。

    あと忘れてはいけないのが、1997年のモンセラット島救済コンサートでの共演。「Kansas City」で共演しましたが、このコンサートにカールが出演したのも、この曲でのレコーディングがモンセラット島で行われたからでしょう。

    2005/05/03 11:10 PM, WALL管理人 wrote:
    おひさしぶりです〜。更新、楽しみに待っておりました。
    そして、「G」到達おめでとうございます〜!!

    ゆったりした感じのロカビリーですね。パーキンスとポールのそれぞれのヴォーカルの違いが味わい深いです。
    Be What You See(link)にかぶさるパーキンスの笑い声は私も不気味に感じました(というより今でも不気味です)。あれって後で付け加えたものだったんですね。

    ロカビリーだというのに歌詞が深い意味の内容なのは、当時のポールの詞作の特徴が表れた感じがしますね。

    最近私の頭をよく"The life of Cadillac・・・"の部分がかすめることが多いですw

    2005/05/08 12:49 AM, あらっち@FH wrote:
    ポールとカールおじさん(お菓子じゃないですが)の声質の違い、ここ聞き所だと感じてます。

    甘く切ないポールのそれと、太く余裕を感じるカールおじさんのそれ。
    全く異質の2つがデュエットで見事にハモれて、マッチするのが面白いですね。

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