Getting Closer
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    作詞作曲:Paul McCartney
    収録時間:3分16秒
    収録アルバム:Back To The Egg
    収録シングル:Getting Closer

    元々は1974年頃に書かれたミドル・テンポのバラード曲であったが、アルバム『Back To The Egg』の雰囲気に合わすため、アップテンポのロックにアレンジし、さらに未完成の中間部分を削って完成させた。
    ベーシック・トラックのレコーディングは、ロッケストラ・セッションが行われた次の週である1978年9月に、アビーロード・スタジオで行われた。その後1979年3月に、スコットランドのレプリカ・スタジオにて、重厚感を出すためのメロトロンによるオーケストラ部分と、ポールによる数本のギターがオーバーダブされた。
    当初は、デニー・レインがサビを歌い、ポールがメロ部分を歌うことによってボーカルを分け合った構成としたが、最終的にアルバム『Back To The Egg』に収録されたバージョンは、ポールが全編にわたってボーカルを取っている。
    当初アルバムの3曲目に収録する予定であったが、結局はアルバムの導入曲「Reception」の直後の2曲目に収録されることとなった。
    アルバム『Back To The Egg』からのセカンドシングルとして発売されたが、全英60位、全米20位とヒットしなかった。
    シングルのB面は、イギリスと日本では「Spin It On」、アメリカでは「Baby's Request」。
    アルバム『Back To The Egg』発売直後のウィングス全英ツアーで、この曲をレパートリーに取り入れ、ライブで演奏している。
    この曲のプロモーション・ビデオが、アルバム『Back To The Egg』に収録されている他の曲とともに制作された。プロモーション・ビデオの監督はキース・マクミランで、1979年秋頃に、アルバムのレコーディングを行ったLympne城などで、他の曲と共に3日間かけて行われた。プロモーション・ビデオは、シンプルなスタジオライブに、ウィングスのメンバーがトラックに乗って運転している映像が重なるというもので、スタジオ・ライブ部分で、ポールはこの時期にしては珍しくリッケン・バッカーノベースを弾いているのは注目に値するであろう。
    デモ、アウトテイク、ライブバージョンなどは、以下のブートで聴くことができる。

    (1)ピアノ初期デモ
     The Piano Tape (Mistral Music -- MM 9231)
    (2)アウトテイク(デニー・レインのボーカル)
     Eggs Up (Disc 1) (Masterfraction -- MFCD 015)
     Eggs Up (Cage Records -- CD 1979)
    (3)アウトテイク(ポールのボーカル)
     Oh, Mistake (Hawg Leg Records -- HL 100)
    (4)1979年12月17日グラスゴー公演
     Last Flight - Disc 1 (Vigotone -- Vigotone 164)
     Glasgow 1979 (Cool Orangesicle -- C 3 201)

    演奏:
     Paul McCartney: Vocal, Bass, Keyboards
     Linda McCartney: Keyboards, Backing Vocal
     Denny Laine: Electric guitar, Backing Vocal
     Laurence Juber: Electric guitar, Backing Vocal
     Steve Holly: Drums, Backing Vocal
    録音スタジオ:Abbey Road Studio, London, Replica Studio, Scotland
    録音日:1978.10-12, 1979.3
    プロデューサー:Paul McCartney, Chris Thomas
    エンジニア:Phil McDonald, Mark Vigars
    イギリス発売日:1979.6.8
    アメリカ発売日:1979.6.11
    日本発売日:1979.6.10

    getting_closer_promo1.jpggetting_closer_promo2.jpg

    歌詞・コード
    A         E D F#    Bm E A
    Say you don't love him, my salamander.
             E D F#
    Why do you need him?
             Bm E A
    Oh no, don't answer, oh no.

            D/A
    I'm getting closer,
           Dm/A       A
    I'm getting closer to your heart.

    A                 E
    Keeping ahead of the rain on the road,
    A                E
    Watching my windscreen wipers.
    A                E
    Radio play me a danceable ode,
    A            E D E A
    Cattle beware of snipers.

    When will you see me, my salamander?
    Now don't try to tell me
    Oh no, don't answer, oh no.

    l'm getting closer,
    I'm getting closer to your heart.

    Hitting the chisel and making a joint,
    Glueing my fingers together.
    Radio play me a song with a point,
    Sailor beware of weather.

    l'm getting closer, my salamander
    Well when will we be there?
    Ah no, don't answer, oh no.

            D/A
    l'm getting closer,
            Dm/A       A
    I'm getting closer to your heart.
            Dm/A       A
    I'm getting closer to your heart.
            Dm/A       A
    I'm getting closer to your heart.

    Dm A Dm A ....

    試聴

    (c) 1979 MPL Communications Ltd. Administered by MPL Communications, Inc.
    Comment:
    2005/05/09 1:19 AM, Jash wrote:
    この曲もアップテンポですね。
    ポールは1976年のツアーでアップテンポの曲を演奏してから、「Girls' School」や「I've Had Enough」に始まって、アルバム『Back To The Egg』のこの曲や「Spin It On」「Old Siam, Sir」など、ストレートなロックを作るのが上手になっていると思います。あまりビートルズにはなかった路線ですね。
    プロモビデオも、スタジオで演奏するウィングスがすごくかっこいいです。

    2005/05/09 2:13 AM, WALL管理人 wrote:
    明確な理由が思いつかないんだけど、すごく好きな曲です。アルバムではReceptionからの流れがすごくインパクトありますよね!

    デニー・レインがヴォーカルを取っているヴァージョンは、聴いていませんが迫力に欠けているのかな?と推測しています。でも、デニー好きの私にとっては聴いてみたいヴァージョンですね。案外それで発表しても面白かったかもしれません。
    タイトル部のコーラスが「これぞウイングス!」って感じがします(デニーの声あたり)。

    アウトロのポールのアドリブヴォーカルと、最後の最後に入るリードギター(?)のメロディが個人的に好きですね。どこかCafe On The Left Bankのアウトロを思わせます。
    Back To The Eggと、それに合わせたシングルはヒットしなかったのが意外です。ドライヴでこの曲を聴くと、スカッとします!(歌詞も半分はドライヴの内容ですし)

    2005/05/09 2:41 AM, あらっち@FH wrote:
    スタジオ盤では非常にクリアな声を聞かせるポールのVocalですが、LIVEの音源を聞くと少しダミが入った感じになっていますね。'79年UKツアーの終盤、グラスゴー音源なので、余計にそうなのかもしれませんが…。

    私の中では、ポールロックの中では、この曲が1位かもしれません。“BACK TO THE EGG”のアレンジ自体がとてもソリッドなのに加えて、この疾走感には私は参ってしまってます。

    プロモビデオのポールの短髪には驚きました。あ、後ろ髪無いや…みたいな。レコーディングではYAMAHA BBベースを使ってるのではなかったでしょうか。このPVではリッケンを使っているのが面白いなと思っています。

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